売却の種類・不動産売却の流れ

不動産売却には、「仲介」による売却と、「買取」による売却の2つの方法があります。
売却を思い立ったら、まずはそれぞれの売却方法の特徴と目的、そしてどちらにも共通する不動産売却全体の流れについて、最初に把握しておきましょう。

不動産売却の種類は2種類

不動産売却の方法は、大きく分けて2つの種類があります。
不動産会社が購入希望者を探す「仲介」による売却と、不動産会社が不動産を直接買い取る「買取」による売却です。
それぞれの特徴を確認の上、ご自身に合う売却方法をご検討ください。
仲介 買取
買主 個人が中心 不動産会社
売却までの期間 期間は未定 早期に売却が可能
売却価格 相場価格で売却しやすい 相場価格よりも安価になる
仲介手数料 3%+6万円×消費税 0円

不動産売却の流れ

まずは売却活動全体の流れを把握しましょう。
お引渡しまでの流れを見据えておくことで、これから始まる売却活動をより円滑で安全なお取引にすることができます。

  1. FLOW01
    査定・調査
  2. FLOW02
    売却方法の決定
  3. FLOW03
    ご契約
  4. FLOW04
    お引越し・引き渡し
不動産売却の流れに沿って、一つ一つの工程を詳しく見ていきましょう。
FLOW01

査定・調査

不動産売却は、所有している不動産の査定額を調べるところから始まります。
まずは不動産会社に、売却を考えている不動産の査定を依頼してみましょう。
売却を決断されている方はもちろん、住み替えを視野に入れ始めたばかりの方でもお気軽にご相談ください。
具体的な査定額を知ることで、その後のライフプランを現実的に立てられるというメリットもあります。

お客様から依頼を受けた不動産会社は、不動産の調査を行います。
査定額の算出方法には様々な手法がありますが、センチュリー21ココカラでは、より精度の高い査定額を算出するため以下の方法を採用しています。

査定方法 取引事例比較法 原価積算法 収益還元法 訪問・内見査定
査定方法に適した
不動産
マンション 一戸建て 投資・収益物件 すべての不動産
過去の取引事例による比較検討方以外にも、独自のデータベースによる様々なシミュレーションを駆使し、納得の査定額を迅速にご案内できるのが当社ならではの強みです。
FLOW02

売却方法の決定

不動産売却を決断したら、次は売却方法を選択します。
不動産売却の方法は「仲介」と「買取」の2種類があります。
時間がかかってでも高く売却したい方は「仲介」を、できるだけスピーディーに売却したい方は「買取」を選ぶ傾向にあります。どちらの売却方法を選択するべきかは、それぞれのお客様により異なりますので、担当スタッフにご相談ください。

仲介
おすすめ
  • 高い需要が見込まれる不動産を売却したい方
  • 時間がかかっても高く売却したい方

一般向け販売

不動産売却方法として仲介を選択された方は、不動産会社を通して、購入希望者を探すことになります。
仲介による売却契約には、「専属専任媒介」「専任媒介」「一般媒介」の3種類の契約形態があります。

契約した不動産会社の利益に直結する「専属専任媒介」「専任媒介」の方が、積極的な売却活動を行ってもらえる確率が高くなります。仲介による売却をできるだけスピーディーに行いたい場合には、「専属専任媒介」「専任媒介」のどちらかがおすすめです。
ただし専任媒介契約を結ぶと、3ヶ月間は契約した不動産会社以外と取引できなくなるので、不動産会社選びは慎重に行うようにしましょう。

買取
おすすめ
  • 少しでも早く売却し、現金化したい方
  • 居住中に内覧者の訪問を受けるのが嫌な方
  • なるべく手間をかけずに売却したい方
  • 売却にかかる費用を抑えたい方
  • 需要が低い不動産を売却したい方
  • 瑕疵担保責任を負いたくない方
  • 近所の人に知られずに売却したい方

買取

不動産売却方法として買取を選択された方は、不動産会社に直接不動産を売却することになります。
買取は、リフォームや修繕等を行うことなく現況のままでの売却が可能な他、不動産会社による直接買取のため、仲介手数料が発生しません。
契約までにかかる期間は不動産会社によってまちまちですが、早ければ即日、長くても多くのケースでは1ヶ月ほどで手続きが完了します。

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ご契約

売却が決まったら、売買契約の契約手続きを行います。予め必要書類を用意しておくと、スムーズに進めることができます。
不動産の引き渡し時期は、買主との交渉の上で決定しますが、売買契約から1.5ヶ月~3ヶ月後に引き渡しを行うケースが一般的です。

必要書類

  • 不動産売買契約書
  • 登記済権利証、
    または登記識別情報
  • 検査済証・建築確認通知書
  • 境界確認書
    戸建て・土地のみ
  • 土地測量図
    戸建て・土地のみ
  • マンション管理規約書
    マンションのみ
  • 振込先銀行口座書類
  • ローン残高証明書
    ローン返済中の場合
  • 固定資産税納付書
  • 本人確認書類
    運転免許証、パスポートなど
  • 実印
  • 印鑑証明書
    3ヶ月以内に取得したもの
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お引越し・引き渡し

売買契約締結を行うと、売主には売買契約書記載の期日までに、所有権移転と不動産引き渡しを行う法的義務が生じます。
これらの義務を期日までに果たせない場合、違約金の支払いを求められる可能性がありますので注意が必要です。
売却する不動産に居住している場合は、なるべく早めに引越しを行うようにしましょう。
センチュリー21ココカラでは、当社を利用して売却されたお客様のお引越しのサポートも行っていますので、お気軽にご相談ください。

引越し完了後、引き渡しの手続きに移ります。
買主立ち会いのもと、室内の残置物等の確認を行い、不動産が引き渡し可能な状態であることを確認します。
確認した不動産に問題がなければ、買主は売主の指定口座へ残代金の支払いを行い、売主は領収書を発行します。
その他、鍵、設備の保証書・説明書、登記関連の書類等を売主から買主に引き渡します。
最後に、引渡確認証に売主・買主共に記名、押印し売買契約は完了です。

仲介を利用して売買契約が成立した場合は、買主は不動産の引き渡し完了後に所定の仲介手数料を不動産会社へ支払います。

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